2020年8月27日 天理大学ラグビー寮のウイルス除去・除菌作業を行いました。
ご覧いただきありがとうござます。『除菌の窓口』仲井琢磨です。
この度、天理大学ラグビー寮内で発生した新型コロナウイルス感染に伴い、天理大学関係者の皆様と入念な打ち合わせを重ね、『除菌の窓口』にてウイルス除去・除菌作業を行いました。
天理市の並河市長より
「天理市住民の安全と安心、そして天理の宝であるラグビー部の再開のため、大変な作業だがご尽力いただきたい」
との激励をいただき作業開始。
2次感染の恐れがあるのでスタッフ同士で装着手順を確認。
完全防護でウイルス除去・除菌作業に望みます。
完全防護で寮内に入ります。外からの新たなウイルスや菌を
持ち込まないために入り口で靴底まで完全に消毒します。
ウイルス除去・除菌に使用する薬剤は、厚労省が最も推奨する
“次亜塩素酸ナトリウム”
(※次亜塩素酸水とは全くの別物です)
その“次亜塩素酸ナトリウム”のデメリット部分だけを改善した
「“安定型”次亜塩素酸ナトリウム」 を使用します。
この安定型次亜塩素酸ナトリウムは、コロナウイルスのエンベロープを
瞬時に破壊し、ウイルスをごく短時間で死滅(不活化)させます。
その上、人畜無害で発がん性もなく、アルコールのように発火する事もありません。
東京消防庁「消毒用アルコールによる火災の危険性」
一般市場ではアルコールがメジャーに使われていますが、
実はアルコールには人体への影響や揮発・発火性などのデメリットが多く、
また厚労省としても70%以下のアルコールはコロナ消毒へ向かないとしています。
そのような理由から、プロである我々除菌の窓口の作業では、
アルコールやエタノール製剤を消毒用薬剤として使用する事はありません。
施設の速やかな再開には、安定型次亜塩素酸ナトリウム単一製剤の
「Ziax」が欠かせない消毒剤になります。
《今回の作業工程》
6,000平米以上の広い寮内を、隅から隅までウイルス除去・除菌します。
薬剤「Ziax500ppm」(安定型次亜塩素酸ナトリウム単一製剤) ミクロ噴霧作業
↓
拭き上げ作業
↓
薬剤「Ziax200ppm」(安定型次亜塩素酸ナトリウム単一製剤) 仕上げ噴霧作業
大きく分けてこの3つの工程を、各々が与えられたポジションとして丁寧かつ速やかに進めます。
まずは館内全てのエアコンを稼働させます。
エアコンは空気を吸い込み吹き出し口から風を送っています。
よって空気中に漂っていたウイルスがエアコン内部に付着している可能性があります。
稼働させる事で噴霧した薬剤がエアコン内部の隅々まで行き渡り、ウイルス除去が出来ます。
各部屋の作業風景(手が触れる箇所を入念に拭き上げ)
入り口は皆が必ず手の触れる箇所なので入念に拭き上げます。
冷蔵庫や掃除機など部屋にある家電製品の手が触れる部分も徹底して拭き上げます。
エアコン、テレビなどのリモコンはウイルス検知が多い場所の一つです。
全部屋漏れ無く作業します。
寝具も入念に作業します。2名1組で寝具を広げ、裏表の隅々まで噴霧を行います。
食堂及び厨房
天理大ラグビー部の食を支える重要な施設です。
天井から壁、机、床と上から順に噴霧作業を丁寧に進めます。
また手作業で机、厨房内の手が触れるところを重点的に細部まで拭き上げます。
上から順に、専用ロッカーも噴霧・拭き上げ作業をします。
作業時間 約8時間をかけ、寮内のウイルス除去・除菌が完了しました。
大きな施設であり簡単な作業ではありませんでしたが、
無事にウイルス除去・除菌作業を終えてお引渡しとなりました。
使用した薬剤「Ziax200」は、乾燥の後分解されていきますので、
すぐに施設の使用が可能となる安心な薬剤です。
また「Ziax200」は、通常の手指や身の回り消毒にお使いいただける製品ですので、
ラグビー寮用に贈与させていただきました。
今後の感染予防対策にお役立ていただければと思います。
以上で、天理大学ラグビー寮ウイルス除去・除菌作業の全工程が完了いたしました。
微力ではございましたが、少しでも天理大学並びに天理大学関係者の
皆様のお力になれたのであれば幸いです。
最後に、
罹患された方々の速やかな回復と、天理大学ラグビー部の活動再開を心よりお祈り申し上げます。
除菌の窓口
https://jyokin-ajt.com/
TEL:0120-549-340
mail: info@jyokin-ajt.com